No.0048、
新入社員の頃、

原付に乗って会社に行っていました。

晴れの日も、雨の日も原付で通っていました。
雪が降って路面が凍結していた時も原付に乗って通勤していました。

通勤の途中、橋の手前の道で青信号になったのでエンジンを吹かしたところタイヤがスリップし、その場で180度ターンしてしまいました。

私もまだ若かったので、直ぐに反応しブレーキを掛けれたから良かったのですが、後続の車の人には悪いことをしたなぁと思います。

青信号になってアクセルを踏んだ瞬間、前方の原付が180度回転して突っ込んで来るのですから、、、
私もこれには参って、後日 車を購入しました。

原付を乗らなくなって暫くしてからのこと、、、
春か夏の頃だったかと思います。

久しぶりに原付に乗ろうとしたのですが、そのまま乗ると危険な状態だったので修理に出しました。

店側に状況を伝え、店に原付を置いて帰りました。

そして後日、原付を引き取りの際、、、
店員さんが言いました。お客さんの言ったことは正しかったと、、、

店員さんには、蜂が原付の周りをウロウロしているマフラーに蜂が入っていくのを見たと伝えました。

店員さんは話半分に聞いていて、こんなガソリンくさいところに巣なんて作らないだろうと思っていたそうです。

原付のエンジンをかけた時、甘い匂いがしたそうです。
蜂の巣の中の蜂蜜が焦げて臭って来たのです。

そして思ったそうです。お客さんの言っていた事は本当だったんだと、、、

嘘のような本当の話、、