白い悪魔No.0413、
アイデアノート

少しだけ、余裕が出来ました。

新機種の対応が完了して1つ目のアプリリリース出来ました。

今は2つ目の作業を実施中です。

キーワード選定、見直し作業も同時に行なっています。

行なっていますが、まあ、私も他人から見たら出来ていないとか指摘されるかもしれませんが、

何も判ってデザインのアプリを見ました。


以前から、ここでも他でも書いている通り、少なくとも1人でアプリを開発した場合は、アプリ自体がその人の分身といって構わないくらいの物になります。

アプリを見れば、その人の理解度、熟練度が判るんです。

後、観察力も常識も、、、

まあ、ここでは体重計としましょう!

体重計のアプリ、、、


針の先端、、、実用性を可読性を求めるなら細くすべきです。

太いと、どの数値を示しているか判りません。 正確性に欠けるんです。

因みに時計、、、スポーツ時計系が太くなっているのは、夜光塗料を塗るため、、、それでも、視認性を高めるため、先端を尖らせたりするんですが、、、

ロレックス オイスター・パーペチュアル34 Ref.114200

まあ、スポーツウオッチ系に属する時計ですね、実用時計、、、

秒針は、読み間違えを無くすために細く、分針は、太いまま先端まで行っていますが、よく見ると夜光塗料を下よりに付けて、分が間違えて読まれないように工夫がされています。

そして、針をみると、指示部とは逆の方に出っ張りがあります。

まあ、これがあることによりデザインに調和が出て良い味が出ていますが、本来はデザイン以前の問題、メーカー側の都合なわけです。


まあ、いわゆる重りです。

精密動作をする機械は回転ムラを極力避けるため、支点を中心に指示部と逆側がバランスを取れるように例え、それで全体の重量が重くなろうともバランスを取れるように調整します。

その方が、結果的に運動エネルギのロスが少なく、常に一定の力で回転させることが出来るので、、、


私が見た体重計のアプリ、、、

先端の部分が●だったんです。

そして、針のバランサーの部分は無し、、、


あっ、別に湿度計でも、腕時計アプリでも良いですよ?

現実を模したデザインで勝負を賭けているアプリが、何もその時代背景、機能美(というかメーカー側の都合)を再現していない、、、

如何に、半端な知識で、売れ筋?だからとそんなアプリを作ったなぁというのが私の感想です。

感覚的には、針自体が10gの重さがあって先端部分までの長さが15ミリ、、、その先端部分に3gの重りを配置するという、、、

現実ではあり得ないデザインをしているんです。


まあ、腕時計としましょう、針が0時の方向から3時の方向に回る時のエネルギーと6時の方向から9時の方向に回る時のエネルギーが同じと思いますか?

そういう馬鹿みたいなデザインをしているわけです。

時計って姿勢差っていうものがあります。

時計を机に置いている時と、手に付けている時では針を回す時では精度が違います。

時計の使い方によって重力の掛かり方が違うんですが、現実的には差が出るのは避けられないにしても、少なくとも回転ムラが出ないように設計するんです。


如何にそこが浅い知識、観察力かってわかります。

まあ、比較的単純な要素の話をしていますが、こんな単純なことでも外部の人間には判りません。

別にこの程度の話は、企業秘密、ノウハウでもなんでもなくて一般常識レベルの話です。

少なくとも時計に興味がある方には理屈は判らなくても、何かが破綻していると感じる箇所です。

最近、吠えっぱなしですが、まかりなりにも他からデザインを盗むなら、現実をシミュレートするなら、半端じゃなく完璧にやってほしいものです。

そこに開発者の都合なんて関係ありません。

現実を模しているのなら、その成り立ちから考えないと、、、


時計の話だけじゃ無いです。

3Dのデザインについても、リアリティを追求しているはずのデザインなのに、重さの観念がすっぽり抜けたデザインをするって、、、

仮想世界だからそれが出来てしまいますが、そんなんでリアリティを追求出来るの?って話です。

まあ、愚痴っぽいですが、参考になれば、、、