白い悪魔No.0840、
汎用ツールの改良をしています。

今回の作業はまだ終わりが見えません。

技術的な問題は解決しているんですが、表現方法とか、、

今、行っている作業は全然別の設計思想のアプリ、2つを1つにしている様なものです。

くっけたシステムのユーザーインターフェイスが違うので2つのシステムのうち、何方かに統一しないといけません。

古いシステムを改良しながら使い続けています。

その途中途中で不要な機能を消したり、無理やり対応した影響でシステム全体が分かりにくい形になっています。

作った本人ですら、その謎仕様に振り回される始末、、

良い機会なので、今の自分の理想でシステムを再設計したのは良いのですが、辛うじてシステムが動いているだけで、全てのシステム、全ての機能を確認し再調整しないといけない状況になっています。

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英語版を作るのはしょうがないとしても、iPhoneX

iPadの画面を作るのは手間なんです。

そして面白い作業ではありません。

今、自分が使っているのは無印のiPhoneです。

それもあって無印のiPhone用にアプリを作り、手作業でX系に移植しているですが、、

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4本もアプリを作っているとお手軽に他機種用の画面を作るための計算式ぐらい確率します。

それが確立した後も、手打ちで座標系を計算して打ち込んでいたのですが、いい加減疲れました。

それで汎用ツールに座標系の変換機能を付けた訳です。

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iPhone、 iPhoneX、 iPad、、全て画面の縦横比が違うので単純移植は出来ません。

その機種に合った縦横比で画面を作らないと画面全体に表示できません。

そしてスマホの場合、基準点を下にしてアプリを作った方がやりやすい訳です。

そして上部に表示部を配置した方が良い訳です。

iPhoneXでシステム設計すると、iPhoneに移植する際、最悪の場合、機能を削らないといけなくなります。

それが削れる機能だったらまだしも、削れない機能だった場合は、、最悪、アプリのリリースを諦めないといけません。

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そういう訳で、システム設計をする際には、一番条件の悪い機種を基準にして、適時、画面を引き伸ばして他機種に移植する訳です。

配置する表示部、操作部は画面の上部、または下部に配置して画面の中央を引き伸ばすという方法で画面を作っています。

iPadは画面を最大限に大きくして左右に余白を作る形で対応します。

上基準で配置する部品と下基準で配置する部品がある訳です。

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変換方法が確立しているのなら、手間でもシステムに入れ込んだ方が、後々のことも考えると楽です。

今回、ユーザーインターフェイス、画面レイアウト、汎用システムまで手を入れています。

これで最後のつもりで大改造を行っています。

これらの作業は後になるほど、傷が大きくなるので、先手先手で直して行った方が良いです。

頭の中には2本、3本のアプリの構想がありますが、考え無しにアプリを増やして行ったらシステムの改修の際に作業量が超過します。

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誰も作業をしてくれる人はいません。

自分がやらないと、作業は終わらないんです。

2度と同じことを繰り返さない為には、面倒で時間が掛かることでもやるべきです。

それが結果的に時間短縮に繋がります。

システムに自動変換を任せた場合、成功するか、失敗するかの1つしか無い訳です。

特定の機種のみで起こる問題点、、

手打ちでデータを入力していたら間違いが起こる可能性があります。

それよりも、動作検証を行って、実績のあるシステムで自動変換した方がまだ安心です。

今月のリリースは諦めました。

作業が膨大なので、、

そして半端なものを出す位ならリリースしない方がマシです。

システムがメジャーバージョンアップします。

過去のシステムとは一部データの持ち方が変わり互換性が無くなります。

互換性を保ちつつ、新しいシステムへ移行することは出来ないこともありませんが、、

それって、最新システムではデータの読み込みのみでシステム内では使わない変数と新しい変数が混在させることになるので、それはシンプルなアプリとは違ってきます。

過去のしがらみに囚われて自由に動けなくなるのなら、そうならないうちに互換性を捨てた方が楽です。

そういう作業は少ない回数で決めた方が良いと自分は考えています。

半端なシステムを、検証不足のままリリースすると色々なところに迷惑を掛け、アプリの評判も落ちる訳です。

アプリを売り込みたいから、アプリを改良して再リリースを繰り返しているのに評判を落とすことは可能な限り避けなければなりません。

私は戦術家ではなく、戦略家です。

長期のプランで行動を起こせる人間です。

そういう傾向がなければ、アプリなんて作れません。

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幾ら使いやすい汎用のシステムがあっても、価値がある評価されるアプリを作るためには3ヶ月必要だと思っています。

その場限り、その週限りのスケジュール管理しか出来ない人間には一人でアプリを作ることは不可能です。

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リリースするまでストレスが掛かるので、長期プランで動ける身でもストレスを解放するために、中間リリースをする時がありますが、、

今回はメジャーアップデート、、

システム自体が不安定で検証が足りていない状態でリリースすることは自殺行為です。

ストレスを溜めずに気長に少しずつ作業を進めようと思います。

表現方法を含め、技術的に困難な箇所はありません。

ただ単純に作り込みと検証確認作業に時間が掛かるだけです。

最悪、3月を潰しても4月にはリリース出来ます。

全く作業の全体像が’見えていない訳ではありません。

全体像が見えていれば、頑張れます。