地元に帰ってきて、今は俗にいうバリアフリー対応のアパートに住んで居ます。
実家から近いからという意味で、その他もろもろの条件を加味してこの場所を選んだのですが、、、
このアパート、老人・子供に優しい住まいと唄って、ネット上で広告を出していましたが、その実、、、
話が飛びますが、人間工学というのは、人間の行動原理を研究し、人間が使いやすいものとは如何いうものかという事を研究する学問だと、自分は理解しています。
今住んでいるところ、まず 老人が一人住まいすることは出来ません。
エアコン、ガスコンロが初めから設備として常備されていたのは良かったのですが、換気扇のスイッチが180cm位の高さにあります。
工業用の制御パネルには、150〜160cmの高さに設けることという規定がありますが、民生品にはこの手の規定は無いのでしょうか?
全ての人が、真上に手を上げらると考えているのでしょうか?
40肩の人は真上に手を上げられないのですが、、、
バリアフリー住宅ということは、足が不自由で満足に立つことが出来ない人のことも考慮すべきなのですが、、、
メーカーの開発者、所詮は自分基準なのでしょうね!
また、自分が作ったもののを自分が一度も使ったことが無いんでしょうね!
人間工学、少なくとも20年前から聞いている言葉ですが、、、
あなたたちは何を研究してきたの?という感じです。
どこのメーカーでも毎年新製品を出していると思いますが、利用者の不満、要望を聞いて商品を改良していった結果がこれ?
換気扇の件は抜きにしても、最悪の条件下での使用検査を設計者が考慮していません。とてもプロとして金の取れる仕事では無いんですが?
アパートの設計者を呼びつけて、ここ車椅子で生活できるの?
そんな高いところにあるスイッチ手が届かないんだけど、、、
今まで設計した住宅、見にいったことある?
と言ってやりたいくらいです。
人間工学ってなんでしょうね?恐らく今上で言ったことは、設計者本人が勉強し身につけて行くものでしょうね!
また、設計者もノウハウと思っていない類のものでしょうね!
社内の常識として一般共有されていないのでしょうね!
そのため、その担当者が他部署に移ったりすると一気に品質が落ちるのでしょうね!
恐らく、いつまで経っても、人間工学の結晶とか謳い文句に掲げたとしても使いにくいのでしょう!
私から言うとすれば「自分が設計した品、使い倒してみなよ!」
「セールスポイントと改善した方が良いところを言ってみなよ!」 と言うことです。
100点満点の製品なんてこの世に存在しません。
仮に、100点満点の製品を出したという自負があるなら新製品は出すべきではないと思います。
対象となるエンドユーザーのこと本当に考えている?