白い悪魔No.0638、
アイディアノート

当たり前のことを、当たり前の様にする、、

結構難しいですよね!

Gyaoで見ている「孤独のグルメ」なんて、まあ、普通とは言い難いですが、

やり手の癖のあるセールスマンの話な訳です。

でも、これぐらいがドラマとしてのバランスが取れているかな?

ーーー

逆に簡単なのが、周りを馬鹿にして天才を気取る話だったりします。

周りの人間を手玉に取る、馬鹿にするのは、だれでも書けるというか、、、

相対的に、周りに配置する人間のレベルを下げれば、主人公が平凡でも目立つという、、、

他の記事でも書いたのですが、天才が誰も寄せ付けない才能の塊であるなら、

それを書くシナリオライターは天才なのか?ということです。

取材をせず、絵空事を書くって、、、話に無理が生じるんです。

凡人が、大枠で見ると凡人の範疇に収まる人間が天才を描くって、、、

ーーー

最悪なのは、周りがレベルが低くて、そして運だけがやたら良い主人公が最悪かな?

「アカギ」みたいにぶっ飛んだ「判定眼」「思想」を持つ狂気じみた天才を描けれるなら、、それはそれで凄いのですが、、、

せめて、周りに配置する役者が世間一般でいう普通の考え、普通の力量を持つ人間を配置しないと、そういうシナリオにしないと「天才」なんて誰も信じませんよ!

ーーー

さて、「孤独のグルメ」

一般人レベルまでオーラーを落として、普通を演じるって、、難しいですよ!

今回は比較対象が豊富で、一人キャンプして缶詰を食べるだけのドラマなんて、

基本プロットは同じ、、、

ここまで露骨に、役者の力量が分かるのって無いんじゃ無いかな?

ーーー

両方とも平凡の範疇に収まる人間が「心の声」を独白しまくる話、、、

普通って、本当に難しいと思った次第です。

ーーー

私のスキルも「魅せるスキル」と「見せないスキル」があります。

「魅せるスキル」は言わば「特許」、、それを使っていることがバレバレなんです。

「見せないスキル」はその人物だけしか知らない明文化してないノウハウかな?

私はそのノウハウは特別で誰も使いこなせないと認識しているので、それをタダでさえ見えにくいそれを「普通」に偽装する訳です。

そこまでやられると、それはマジック、、、何か仕掛けているということは判っても、それを理解、再現することは出来ないんです。

ーーー

そして「魅せるスキル」と「見せないスキル」は根本的に同じものだったりもします。

それを全てコントロールするのが、本当に「重要なスキル」だったりします。

普通を装えるのが、一番です。

長くその地位に落ち着きたいのなら、、、

誰も真似が出来ません。

そりゃ、圧倒的に上手いことは凄いこと、尊敬されるべきことですが、それはアナログ世界での話、、、

デジタル全盛の時代では、アナログ的に上手くてもコピーされる訳です。

意匠を凝らしたデザインもそれだけでは駄目です。

再利用できない形にして魅せないと駄目な訳です。

ーーー

そういう意味では普通(に見える)のが一番です。

トリックが見えない訳です。

同じコンセプトで普通を作っても、、、同じ結果が出せるか?

少なくとも私が戦っている所属している狭いカテゴリーの頂点は普通に見えるアプリ、、タダの一発ネタの、、、

デジタル時代の強者って、そんなものだと私は思います。

お客さんの要望に応えられるのなら、特別なスキルは必要がない、、、

特別じゃないスキルが特別だったりする訳です。

練度の高い、その人にとっては普通のことが、、