判っていない人が上司だと、下は本当に苦労します。
やってはいけないことを
「業務命令だと」言って部下を動かそうとしますから、、、
あなた、仕事って判っている?、、、
そんなに人に頭を下げるのが嫌なの、、、
嫌ならとっとと会社を辞めればいいのに、、、
そういう上司に当たりました。
その人、大企業に勤めていて、その工場閉鎖に伴い中小企業に再就職したのです。
そのため、人を全員下に見ていました。
同格の課長でさえ、他部署の部長でさえ、、、
そんな人が製品の最終検査部門の課長に抜擢されました。
まあ、課長として入って来たのです。
短納期物件の場合、
物が予定通りに入らないことも多々あります。
それをうまい具合に納入するのが、購買の仕事ですし、
納期に間に合わず、製品の出荷が遅れると客先に謝るのが営業の仕事です。
製品の立上調整、出荷検査
物があつまってから規定の期日で仕上げるのが仕事です。
まあ、ソフトのバグ発見や配線ミスの発見等、
前行程のミスが発覚したときは必ずしもこの限りでは無いですが、、、
ある時、物が入らず調整作業が止まってしまいました。
部下は課長に対し、
物が無いから調整出来ないと言いました。
その課長は購買に納品業者を聞き出し、
納期を聞けと言うのです。
部下はそれは自分の仕事ではない、
購買の仕事だと言ったところ「業務命令だ、確認しろと言うのです。」
どう思います。どちらの主張が正しいでしょうか?
通常まともな組織であれば、
自分の仕事の範囲が決まっています。
一部業務が被りあり、どこの部署が担当するのか中には判断に迷う事項も仕事もありますが、これは明らかに職分を超えています。
購買の仕事です。
例えるなら 昔、組立作業をやっていたからと言って、時間がないから自分で配線を直す等、、、検査員はやってはいけないのです。
要は、この課長は他部署の人間に頭を下げるのが嫌なのです。
素直に頭を下げるのは人事権のある直属の上司だけ、、、
工場内では横の繋がりがあり、
細かい作業は課長を通さず他部署の担当を捕まえて処理してしまいますが、あくまでそれは5分、10分で完了する仕事の話、、、
1時間、2時間掛かる話は課長が知っていないとおかしな話ですし、課長から他部署の課長に相談があるのが普通です。
1時間掛かる仕事は「課」対「課」の話し合いで行われる案件なのです。
人に頭を下げられない、課長なんていらないです。
上記の件、購買にクレームを入れるのは課長の仕事ですし、間に合わないかもしれないと後行程の調整や営業に話をするのは課長の仕事です。
責任を全て部下に投げる上司って必要ですか?