別れは突然、訪れます。
20年持たせようとしたら移植しか無いですよ!
“もう愛犬の死に目にあいたくない“感情に寄り添う犬型ロボットaibo人気のわけ 札幌市
気持ちはわからない訳ではありませんが、残念ながらそれが現実です。
現実問題として、100年を超える寿命を持つものって、人間と同じくらい寿命を持つものって、、、人間が作り出したものでは存在しません。
例外中の例外、、、神みたいな存在というのは何処の世界でもいるものですが、初期の状態を保っているかと云うと疑問は残ります。
大抵、そういう特別な存在と云うものは、1点ものと云うか、、、量産品では無い訳です。
量産品で、一般流通品で人間の寿命を超える物って、工業製品で人間と同等な寿命を持つものは、今後は出てきませんよ?
断言しても良いです。一度壊れたら終わりです。
例外として、機械式の腕時計ならまだ、何とか100年は超えられるかな?
断言します。
コンピュータ制御の掛かった工業製品、殆どの電化製品は100年は持ちません。
まあ、持たせる仕組みが出来ていれば、延命処置は出来るでしょうが、それが無ければ、、、ソニー1社が幾ら頑張ったって10年は持ちません。
骨折(部品の破損)なら、移植で、3Dプリンタで新しい部品を作ることは可能ですが、、、
所詮は、3Dプリンタは外観を真似るだけ、、、
逝っちゃったCPUを3Dプリンターで作るなんて出来るわけが無いんです。
電子部品の製造ライン、、、数年ごとに入れ替え作業を行います。
当然です。売れる商品を作り続けなければなりませんから、、、
電子部品の世界では、性能第一、互換性なんて二の次です。
二度と手に入らない電子部品なんてゴロゴロあります。
制御回路の製品を全て自前で作れる会社なんて世の中には存在しません。
アップルのようなお金持ち企業も例外では無いです。
新生Aiboがメンテナンス性を考慮して、制御回路の大きさを規格として決めて、ピンアサインとか、システム設計の根幹部分を最後まで変えず生産しつづけてくれれば、最後の子犬が出荷されてから6年、、、若しくは10年くらいなら治療(修理)出来るかもしれませんが、後は、、、
ドナーを見つけるしかないんです。
因みに逝っちゃう原因の一つは電解コンデンサの劣化ですが、
この劣化を止める技術って無いんじゃ無いかな?
昔は、大雑把に設計に余裕を持たせて作っていたみたいですが、今は、、、
買い替え需要を呼び起こそうと、適度に壊れる製品を作るなら、電解コンデンサの質、容量を減らすのが一番です。
また、電解コンデンサというのが、気温や湿度に影響しまくりの部品です。
また、死ぬ際、汚物を撒き散らし、周囲の配線を劣化させ結果的に断線させてしまう可能性があるという厄介なものです。
メーカーに故意な悪意が無くとも、電解コンデンサを使った製品は遅かれ早かれ壊れます。
また、電解コンデンサの代用品があるかと云うと、現実問題無いのが現実です。
使い続けなければならない現実があります。
電解コンデンサが逝っちゃうということは保護回路が壊れたことを示します。
電解コンデンサが逝っちゃうと、他も逝っちゃうんです。
希望を持たせるのは酷だと思いますよ!